あなたが自分を責めてしまう「本当の理由」: 人間の本性が教えてくれること

1. 「優しい人」ほど誰かを排除している

あなたは、自分のことを「優しい人間だ」と思っていますか?

少なくとも、悪意を持って誰かを傷つけようとは思っていないはずです。

家族を大切にしている。友人との約束は守る。困っている人がいれば手を差し伸べたいと思っている。

ですが、ここに一つ、不都合な事実があります。

人間の脳には、愛情を感じれば感じるほど、その愛情の「外側」にいる人間に対して攻撃的になるという構造が組み込まれています。

これは「オキシトシン・パラドックス」と呼ばれる現象です。

オキシトシンは「愛情ホルモン」「絆のホルモン」と紹介されることが多い脳内物質ですが、その正体は単純な善意の物質ではありません。仲間との絆を深める一方で、仲間の「外側」にいる人間への警戒心と敵意を同時に高めてしまうのです。

つまり、「身内を大切にする気持ち」と「よそ者を排除する衝動」は、脳の中では同じスイッチで作動しています。

これは道徳の問題ではありません。

私たちの脳が何万年もかけて獲得した、生存のための設計です。

この事実を知ったとき、私はある種の安堵を覚えました。

自分の中にときどき湧いてくる排他的な感情、たとえばSNSで「この人とは価値観が合わない」と感じたときの苛立ちのようなもの。

それは、自分の人格が歪んでいるからではなく、脳の構造がそうさせていただけだったのです。

そして、この「脳の構造を知る」という行為そのものが、私たちにできる最初の対処になります。

今回取り上げるのは、イギリスの作家グルウィンダー・ボガルが語った「人間の本性に関する19の不都合な真実」です。

グルウィンダーは、認知バイアスや人間心理に関する鋭い分析で知られるエッセイストで、彼の洞察は一見すると厳しいのですが、その根底には「人間の構造を理解すれば、自分を責めなくて済む」という温かい視点が流れています。

今回のニュースレターでは、19の法則の中から、私たちの日常に直結するものを選び、以下の視点でお伝えします。

・なぜ「自分はダメだ」と感じてしまうのか、その脳の構造 ・恐怖や不安に「名前をつける」ことの意外な効果 ・楽観でも悲観でもない、第三の生き方

順番に見ていきます。

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プロフィール

佐藤康大

佐藤康大

オンラインビジネスの専門家

1億稼いで1億失った男|オンラインビジネスの専門家|稼ぐ・守る・増やす、3つの1000万を達成する1000人を輩出する【Road To 1000】主宰|ビジネスで1000万|望まない人生にNOと言うためのファックユーマネー1000万|好きな人との穏やかな日常への一歩:資産1000万|Udemy講師|Kindleベストセラー作家|VIPコミュニティ運営

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