1. 成功すれば自由になれる…その常識が、あなたを縛っているかもしれません

あなたは今、Netflixで何を見るか決められずに20分も迷った経験はありませんか？

朝、クローゼットを開けて「今日は何を着ようか？」と10分も悩んだことは？

ランチで「何を食べようか？」とスマホで延々と検索した経験は?

これらは些細なことに見えますが、実は深刻な問題の症状です。

世間では、成功すれば幸せになれる、自由になれる、選択肢が増えれば人生は豊かになると言います。

しかしながら、私は疑問が浮かびます。

• 「本当にそうだろうか？」
• 「もしかしたら、選択肢が多すぎることが、私たちを苦しめているのではないか？」
• 「なぜ、成功しているのに満たされない人がいるのだろう？」

あなたも、同じ疑問を持ったことがありませんか？

その直感は、正しいかもしれません。

成功がもたらす快適さ、選択肢の豊富さ、便利な環境。

これらは一見、自由に見えますが、実際には私たちから「負荷」を奪い、人生の形を失わせているのです。

ここで少し説明させてください。

「負荷」という言葉を聞くと、「重荷」「ストレス」「大変なこと」というネガティブなイメージを持つかもしれません。

しかしながら、今回お話しする「負荷」は、もっとポジティブな意味です。

それは、「心地よい抵抗」のことです。

例えば、筋トレで重りを持ち上げるとき、 負荷がなければ、筋肉は育ちませんよね？

人生も同じです。

• 乗り越えるべき壁
• 成長のための手応え
• 心地よい緊張感
• 達成するための努力

これらの「負荷」があるからこそ、私たちは形を作り、成長し、意味を見出すことができます。

しかし、現代社会は、この「負荷」をどんどん奪っています。

例えば…

• 安定した収入があるのに、なぜか満たされない
• 選択肢が多すぎて、何を選べばいいのかわからない
• 快適な環境にいるのに、「このままでいいのか？」と不安になる
• 周りからは成功していると思われているのに、心の中では迷っている

こうした経験に心当たりはありませんか？

過去の私も、同じでした。

仕事がうまくいっていて、収入も安定していて、好きなものが買えて。

しかし、心の中では「このままでいいのか？」と迷っていました。

ある日、私は気づきました。

「私は、選択肢が多すぎて、かえって身動きが取れなくなっている」 と。

一方で、本当に充実している人たちは、どんな状況でも明確で、迷わず、人生に形があるように見えます。

なぜでしょうか？

答えは単純です。彼らは「負荷」を選び、「制限」を受け入れ、「選択肢を減らす」ことで、自分の人生に形を与えているからです。

今回は、ハリウッド俳優として成功を収めたマシュー・マコノヒーさんの教えから、真の自由とは何か、そしてそれをどう実践すればいいのかについてお話しします。

マシュー・マコノヒーさんは、アメリカの俳優で、2014年に映画『Dallas Buyers Club』でアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

もしかしたら、あなたは彼のことを知らないかもしれません。

レオナルド・ディカプリオさん主演の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』（2013年）をご存知でしょうか？

マコノヒーさんは、この映画でディカプリオさんの先輩トレーダー、マーク・ハンナ役を演じています。

あのシーンです。

胸をゴリラのようにドンドン叩きながら、鼻歌を歌うシーン。

実は私、この映画が大好きで、今でも仕事前に、あの鼻歌を真似して胸を叩くぐらい、このシーンが大好きなんです。笑

だから、今回この方の話をあなたに紹介できることが、めちゃくちゃ嬉しいです。

さて、話を戻しましょう。

マコノヒーさんは、ロマンティックコメディのスターとして絶頂期にあったとき、なんと突然すべてを辞めました。

そして、$14.5million（約21億円）のオファーを断り、20ヶ月間ハリウッドから姿を消しました。

21億円ですよ？

普通なら、絶対に断らない金額です。

しかし、彼は断りました。

なぜでしょうか？

彼は、こう言います。

「もしあなたが野心を持っているなら、負荷がやってくるでしょう。だから、それを受け入れなさい。」 – マシュー・マコノヒー

それは、成功がもたらす快適さが、彼の人生から「負荷」を奪い、形を失わせていたからです。

21億円のオファー蹴った元マーク・ハンナ役、一流スターのマシューさん。

私達が日常生活やビジネスにおいて 学べることがたくさんありそうです。

私も実践している事と合わせて お伝えしていきます。

一緒に見ていきましょう。