1. 成功しても辛い時期は消えない…では何が変わるのか?
あなたは今、辛い時期を過ごしていませんか?
仕事がうまくいかない、人間関係で悩んでいる、将来が不安で眠れない。
そんな経験はありませんか?
世間では、「成功すれば幸せになれる」「お金があれば悩みは消える」と言います。
しかしながら、私は疑問が浮かびます。
「本当にそうだろうか?」 「成功した人は、もう辛い時期を経験しないのだろうか?」
実は、それは違うのです。
成功した人も、辛い時期を経験します。
しかも、成功すればするほど、新しい種類の辛さがやってくるのです。
今回は、アメリカの起業家、アレックス・ホルモジさん(著書『$100M Offers』『$100M Leads』で知られる)の実体験から、辛い時期を乗り越える技術についてお話しします。
アレックスさんは、2025年に「financially best year(経済的に最高の年)」を迎えました。
しかし同時に、「emotionally worst season(感情的に最悪の時期)」でもあったのです。
彼に何が起きたのでしょうか?
- 9件の訴訟が30日以内に立て続けに起きた
- パートナーのLaylaさんが健康診断で「癌」と誤診され(後に誤報と判明)、数時間「人生が変わった」と覚悟した
- 自分の著書の印刷ミスで、1.5エーカー分の木が無駄になった(本を廃棄せざるを得なかった)
- 自身の怪我(大腿四頭筋の断裂)と慢性的な首の痛み
- HRV(心拍変動)が平均32まで低下(36歳の活動的な男性としては非常に悪い数値)
これらは、お金では解決できない問題です。
成功しても、新しい種類の辛さがやってくるのです。
しかしながら、アレックスさんは5月1日に決断をしました。
「2025年の残りは、良い年にすると決めた」
その結果、どうなったでしょうか?
HRVが32から47まで回復しました(15ポイントの劇的な改善)。
食事も運動も変えていません。
変えたのは、考え方と向き合い方だけです。
私も最近、似たような経験をしました。
SNSで発信をしようとしたとき、正直に言うと「フォロワーが多い人から馬鹿にされるのではないか」「こんな自分が発信していいのか?」という不安がありました。
1つのポストに10分も20分もかけて、何度も書き直していました。
無意識のうちに、自分を押さえ込んでいたのです。
「外側の反応」を先回りして想像し、勝手に自分を小さくしていました。
しかしながら、ある視点を持つことで、その不安は大きく変わったのです。
今回は、アレックスさんが実践した5つの回復フレームを、私自身の経験も交えながらお伝えします。

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