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はじめに ── ある投稿が突きつけた問い
先日、X(旧Twitter)である投稿が目に留まりました。
煽りじゃなくて、40代の男性は何のために生きているのか教えてほしい。 既婚、子供あり、持ち家マンション、年収600万円ほど。 仕事は事務職・中間管理職で、上からも下からも左右からも虐げられ、ストレスで鬱になる日々。 家に帰っても家事育児に追われ、自分の時間を持てずに1〜2時間ゲームやNetflixを見て不完全燃焼。 この生活を1年続けるというのを10年繰り返して、最近頭が薄くなってきた。 死にたいとかじゃないが、何のために生きているのかに対して答えが出せない。
この投稿は240万回以上閲覧され、大きな反響を呼んでいます。
「その気持ち、分かる」という共感の声もあれば、「贅沢だ」という厳しい意見もあるでしょう。それは当然のことで、人それぞれ脳の構造も、生きてきた背景も、家庭環境も異なりますから、意見が分かれるのは自然なことです。
ただ、この方にとって「しんどい」という事実は変わりません。そして、程度の差こそあれ、似たような虚無感を抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
今回は、この投稿を題材に「虚無感の正体」と「そこから抜け出すための考え方」について、私なりの視点をお伝えしたいと思います。
虚無感の正体 ── 「当たり前」が幸せを奪っている
この投稿を読んで、まず気づくことがあります。
この方は「自分の時間を持てずに」と書いていますが、同時に「1〜2時間ゲームやNetflixを見て」とも書いています。本当に自分の時間が持てなかったら、ゲームもNetflixも見られないはずです。これは矛盾ではないでしょうか。
この矛盾は、この方を批判するために指摘しているのではありません。私たちが陥りやすい「認知の歪み」を示す、分かりやすい例だからです。
1〜2時間の自由時間があることすら「当たり前」になりすぎて、そこに幸せを感じられなくなっている。 これが虚無感の正体の一つです。
毎日同じ時間に起きて、パートナーの顔を見て、子どもの顔を見る。それは本来、とても幸せなことのはずです。しかし、それが「当たり前」になると、人はそこに喜びを感じられなくなります。
私たちの脳は「刺激」を求める生き物です。同じ刺激が繰り返されると、やがて「飽き」がきます。この方の10年間は、ある意味で「刺激に飽き飽きした状態」なのかもしれません。
よくある落とし穴 ── 他人に答えを求めても見つからない
この方は「生きていく理由を見つけるための参考にしたい」と書いています。気持ちはよく分かります。人間は弱いもので、誰かに頼りたくなるのは自然なことです。
しかし、正直に言わせてください。
「何のために生きているのか」の答えは、他人には出せません。 なぜなら、それは自分自身と向き合うことでしか見つからないものだからです。
もちろん、他者の意見を参考にすること自体は悪いことではありません。ただ、SNSのコメント欄で見知らぬ人の意見を参考にする場合、一つだけ注意が必要です。それは「自分を責めてしまうループに入らないこと」です。
「みんな一生懸命頑張っているんだ」「じゃあ自分はダメなのか」「俺はそんなクズなのか」── こうした自己否定のループに陥ってしまうと、状況はさらに悪化します。
もしその傾向があるなら、見知らぬ第三者の意見を参考にするのは、少し危険かもしれません。
解決への道筋 ── 自分の「ありたい姿」を明確にする
では、どうすればいいのか。私が思う最初の一歩は、「自分が欲しいものを明確にすること」 です。
自分がなりたい自分、ありたい自分をまず定義する。とりあえずでもいいので、言葉にしてみる。そうすると、そのために何をすべきかという「手段」が見えてきます。
私自身の話をすると、長い間、自分が「承認欲求の強い人間だ」ということを認めたくありませんでした。謙虚で、人の気持ちを考えられて、慎ましい人間でありたいと思っていたからです。
しかし、正直に自分と向き合った結果、私には承認欲求があるという事実を受け入れることができました。そして、その欲求を認めた上で、「じゃあ、この欲求を健全に満たすためには、どんな自分になればいいのか」と考えるようになりました。
- 承認欲求が満たされている状態とは?
- 毎日自由に、自分の責任で、自分の判断で生活できている状態とは?
- 自分が大切にしたい人に喜ばれる人間とは?
こうしたことを一つ一つ書き出していくと、やるべきことが見えてきます。そして、それを愚直に実行していると、「何のために生きているのか」と考える暇がないほど、いい意味で忙しくなります。
実践のヒント ── ジャーナリングと先人の知恵
具体的な方法として、私がおすすめしたいのは二つです。
1. ジャーナリング(書く瞑想)
自分の思いを紙に書き出す、あるいはAIと対話しながら深掘りする。私自身、AIと1〜2時間対話しながら、自分の考えを整理することがあります。
自分のありたい姿を一つ一つ書き出していく作業は、本来「楽しい」はずです。もしその作業が苦痛に感じるなら、それは自分の本当の欲求に従っていない可能性があります。つまり、自分に対して嘘をついているサインかもしれません。
2. 先人の知恵を学ぶ
歴史に名を残すような偉大な先人たちの言葉には、不思議と共通点があります。古典を読み、その知恵を自分の日々の出来事と照らし合わせてみる。これを続けていくと、少なくとも今よりは「生きていく理由」が見えてくるのではないかと思います。
また、もし可能であれば、発展途上国など海外に行ってみるのも一つの方法です。日本に生まれたこと、パートナーがいること、子どもがいること、住む家があること── それがどれほど恵まれたことなのか、外の世界を見ることで実感できるかもしれません。
おわりに ── セネカの言葉を胸に
最後に、私が好きなストア哲学者セネカの言葉を引用して終わりたいと思います。
人が大きな問題に陥る原因は、 世間の噂に追従すること、 最も広く受け入れられているものこそ最善だと思うこと、 様々な間買い物を真に優れたものと見誤ること、 理性に従うのではなく他者を模倣して生きることにある。
── セネカ『幸福な人生について』第1章
「何のために生きているのか」の答えは、他人の中にはありません。世間の噂や、他者の生き方を模倣しても、自分の人生の答えは見つからないのです。
答えは、自分自身の中にしかない。だからこそ、自分と向き合う時間を持つことが大切なのだと、私は思います。
今日が一番若い日です。
一緒に、納得できる人生を目指していきましょう。
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