1. 歯を磨いた後、フロスをしない自分を責めたことがありますか?
ジェイ・ハインリックスさんという修辞学者がいます。
70歳。ニューハンプシャーの森の中にある小屋で執筆し、外には今も手作りのトイレ小屋があるという、少し変わった暮らしをしている方です。
彼はある時期、股関節の問題で歩くこともままならなくなりました。キャリアも停滞し、誰も電話に出てくれなくなった。自己憐憫に浸り、体も心も崩れかけていた。
普通なら、「気合いを入れ直して、規律正しく生きよう」と考えるところです。
ですが、ハインリックスさんは違いました。
彼は規律という概念そのものを疑いました。そして、「規律で自分を追い込む」のではなく、「修辞学(レトリック)を使って自分の魂を説得する」という、まったく別のアプローチを選んだのです。
その結果、歩くことすらできなかった体で山を駆け上がり、50歳以上で「年齢よりも短い分数で山頂に到達する」という記録を達成しました。毎日1時間半から2時間の運動を”楽しみ”として続け、70歳にして人生で最も幸福な時期を過ごしていると語っています。
これを聞いたとき、私は正直に言って、衝撃を受けました。
なぜなら、私自身が長年「規律」という言葉に頼り、そして「規律が足りない自分」を責め続けてきた人間だからです。
今回は、ストア哲学の実践者であるライアン・ホリデーさんとハインリックスさんの対話から、「自分を動かす技術」について深く考えたことをお伝えします。
具体的には:
- なぜ「規律」だけでは、人は変われないのか
- 古代ギリシャの兵士が戦場で使っていた「自己暗示」の技術
- アリストテレスが2,400年前に説いた「習慣の本質」
- 苦しみを「スキル」として捉え直す方法
順番にお伝えしていきます。
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